営業からドライバーに転職する際の強みとは?効果的な自己PRの仕方を例文付きで紹介!

「営業職からドライバーに転職したいけど、職種も業種も全く違って、自己PRの書き方が分からない。」この記事では、そう悩んでいる方に向けて、ドライバー職の自己PRでアピールしたい要素をご紹介します。

自己PRで取り上げたいこと

ここからは、自己PRで表現しておきたい、4つのポイントを解説していきます。

①コミュニケーションスキル

ドライバーは基本的に一人で行う仕事ですが、配送先に着いた際の挨拶は重要ですし、荷降ろし先でお客さんとのやり取りが発生する場合もあります。ここで、今まで培ってきたコミュニケーションスキルを活かすことができるでしょう。


私は、前職で営業職を3年間経験しました。仕事をする中で、営業担当として商品を提案するだけでなく、こまめに電話などを掛けるなど、お客様とのコミュニケーションにも力を入れました。その結果「他社よりも手厚くフォローしてくれる」とお褒めの言葉をもらうとともに、追加受注やグループ企業の紹介などをいただくことができました。

②学ぶ姿勢

異業種から転職する方であれば、初めは横乗り研修など、先輩ドライバーから教えてもらう機会が多いと思います。その場合は学ぶ姿勢が大事と言えるでしょう。

先輩ドライバーが運転するのをただ見ているだけでなく、運転のコツや荷降ろし先での注意など、様々なことを吸収したいという気持ちは、ドライバーとしてスキルを上げることや、一人前になることへの近道です。


私が前職で大事にしていたのは、学ぶ姿勢です。ただ知識を頭に入れるだけでなく、お客様に説明できるまで商品を理解することを意識していました。また、分からないことがあれば積極的に質問し、諸先輩方から吸い上げていくことで、同期入社の中でも一番に売り上げ100万円を達成することができました。

③トラブル対応力

ドライバーはあらかじめ配車係が組んでくれた運行スケジュールで動きますが、予期せぬ事故などのトラブルに巻き込まれることもあります。トラブル対応などの経験がある場合は、転職した際にも活かすことができるでしょう。


前職で働いていた際に、お客様から「すぐに◯◯の商品を100袋用意してほしい」との依頼があった際、在庫が最寄りの工場から確保できないことがありました。その際に、お客様から依頼の詳細をお聞きしたところ、50袋は別の支店で使用するとのことだったので、支店近くの工場から直接運び込み、納期に間に合わせることができました。

④課題発見力

どんな業界でも、普通だと思われていることや、変えられないと思っている固定概念がまだまだ存在します。それを見つけることができるのが業界未経験者の強みです。

特に営業では、「なぜ営業成績が上がらないのか?」「他の人と何が違うのか?」など様々な課題を発見し、解決しながら成長する機会が多数あります。ここも強みとして活かせると言えるでしょう。


前職では初め、売上がなかなか上げられず悔しい思いをしてきました。自分とトップの人とではどのような違いがあるのか、先輩の商談に同行し、資料作成などを手伝わせてもらいました。そこで、提案の方向性の多さを実感し、商談の前にはいくつかプランを練り、先輩に確認をしてもらうなど準備に取り組みました。その結果、1年で予算の150%を達成し、社長賞をもらうことができました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ドライバーと営業は、一見全く違う仕事のように見えますが、お客様とのやり取りを通して仕事を進めることや、一人前に成長したいと思う姿勢など、共通している部分が多数あります。

紹介した内容を参考に、あなたが頑張ってきたことを思いきりアピールしてみましょう。