ドライバーのための転職情報コラム

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トラックドライバー 体験談

幸運のトラック

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安全保証

トラックドライバーは道路上でトラックを走らせるのが仕事の大半なので、常に交通事故のリスクがあると思う。リスクが常にあるのだから、常に安全運転を心掛けなければいけない。
しかし、交通事故はドライバー本人がいくら気をつけていても、他の要因で巻き込まれてしまうこともある。だから厄介だ。例えば、無謀運転の車が突っ込んでくるかもしれないし、悪天候でハンドル操作を誤ってしまうこともあり得る。
そういうことも考慮して、運転に支障がありそうなほどの悪天候なら仕事を強行すべきではないし、無謀運転があるかもしれない周囲の状況にも気を配る必要がある。
多分、それでも完璧とは言えないだろう。いくら気をつけても、絶対に起こしたり、巻き込まれないという保証はない。ウイルス感染と似ているかもしれない。

実感と感謝

しかし、僕はいつもそういう最悪を覚悟し、最善を尽くすことにしている。最悪を覚悟しないと危機感もなく、トラックを運転することになる。最善を尽くさないと、大きく悔やむことになる。
繰り返しになるが、最善を尽くしても最悪な状況、つまり交通事故に遭遇する可能性はゼロではない。
だが、僕は今日も無事に仕事を終えることができた。交通事故を起こしてもいないし、巻き込まれてもいない。事故のないよう最善は尽くしたつもりだが、無事だったのは運も良かったからだ。毎日のように交通事故が起きていることを考えると、たまたま僕がその加害者にも被害者にもならなかったのは、奇跡のような幸運だったからだろう。
僕は毎日、その幸運を実感している。実感しているので、具体的に感謝する。「幸運」は具体的な形がないから、とりあえず僕は自分が乗っているトラックに向かって「今日も1日ありがとう」と感謝することにしている。

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