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トラック運転手のウイルス対策

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発表!

7月30日、全日本トラック協会が「新型コロナウイルス感染予防対策マニュアル」を作成したと発表した。トラック運送事業者とトラック運転手の健康と命を感染症から守るための対策をまとめたものだ。
新型コロナウイルス感染症の「正しい知識と自らの対策」「職場で行う感染症対策」「感染症への備え」「Q&A」の4部構成となっている。
従業員の感染が疑われるときの対応や緊急時の連絡網の整備などの「職場のルール作り」についてや、手洗いやうがいなど、日常生活での感染予防対策、感染症の主な症状免疫力を高める方法と、具体的なことが分かりやすく書かれている。
運行中や荷役作業中の感染対策、車両や器具の感染症対策など、トラック業界ならではの項目もあるが、職場での対策としてはどんな職場でも使えるものだ。規模の小さい業界で、会社として感染対策を決めかねているところも参考にするといいかもしれない。
ちなみに全日本トラック協会のHPから閲覧可能だ。

低リスク

トラック輸送は物流を担うことで人々の生活や経済を支えている。病気も怖いが、物流が停滞することで社会が混乱し、治安が乱れることでも人の命、生活は危険にさらされる。物流が止まれば医療も余計にひっ迫するのは目に見えている。火を見るより明らかだ。疑いようがない。
だから、運送業界も必死に感染予防に努める。
だからこそ、県を越えて荷を運ぶトラック運転手に対しての「コロナを運ぶな」という差別的な発言は、悲しさを通り越して怒りさえ覚える。
感染対策で必要なのは「3密を避けること」と言われている。
基本的に1人でトラックを運転して仕事するトラック運転手が、どこで「3密」になろうというのか。
もしかしたら、いろいろな職業の中でも特に感染リスクが低いのがトラック運転手かもしれないと思えてくる。

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