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KORAPITA(コラピタ)

タクシー運転手

タクシードライバーの自戒

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怖い雨

タクシードライバーとして、私は日々安全運転には気を使っています。
交通事故はいろいろな要因があって起こります。ドライバーの体調、精神状態、車の不具合、気候や天候などです。
一番怖いのはドライバーの気のゆるみです。交通事故は最悪、人命に関わるので、本来は少しの気のゆるみもあってはいけません。
一方、ドライバーがどうしようもできない、交通事故が起こる要因もあります。他の車に100%責任があってぶつけられることもありますし、他にも雨や雪、強風で運転を誤ることもあります。
中でもは、それほど珍しい気象現象でもないくせに、かなり危険をふりまくと思います。雪は季節や地域も限られますが。
すなわち、雨が降ると視界が悪くなります。道路も滑りやすくなります。夜の雨はさらに厄介です。ただでさえ暗くて視界が悪いのに、雨粒で視界がぼやけるのですから。
そしてそんな雨の日だからこそ「タクシーを利用しよう」という人が増えます。たくさん買い物をした人は特に、重い荷物を抱えて傘をさして帰るより、いっそタクシーに乗ってしまおうと考えたりします。

言い訳はできない

そんなわけで、雨の日はタクシードライバーにとって「稼ぎどき」でもあるわけです。トラックドライバーは雨が降ると、視界が悪くなるうえに荷物や自分が濡れる可能性が高くなるので気が重くなるらしいですが、タクシードライバーはうれしかったりします。
うれしいですが、たとえうれしくても交通事故だけは絶対に避けたいのです。いつもより多くのお客さんを乗せながら、いつもより気を張って運転するので、雨の日はいつもより余計に疲れます。
でもやはり、くどいようですが一番怖いのは気のゆるみです。
雨の日の運転も何万回と経験してきましたが、それで「慣れているから」と考え、油断してはいけません。
もちろん晴れの日だって、視界は良好だからと気をゆるめるわけにはいきません。
それが、雨の日はなおさらなのです。結局、ハンドルを握るからには絶対に安全運転に集中しなければいけないのです。
交通事故を起こした後に後悔しても、どうしようもないのですから。

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