ドライバーのための転職情報コラム

KORAPITA(コラピタ)

トラックドライバー

トラック運転手も悪くない

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人は平等じゃない、かも

人生は理不尽で不公平なものだ。
これが大前提だ。だからと言って、高い給料をもらっている政治家が私腹を肥やすために好き勝手やって良いわけではない。経営者が労働者を搾取して良いはずもない。
だが、人は誰かと同じくらい努力したからと言って、同じ成果を得られるわけではない
例えば、俳優を目指す人が、同じく俳優志望の人と同じ役を争ったとする。その役について、演出家が「背が高くて鼻筋の通った男前」をイメージしていれば、背が低くて団子っ鼻の男性は選ばれない。要するに人生には「不確定要素」がある。
だが、その役を得ようとして努力したことは、何か別のものをもたらすこともある。もしかしたら、その作品の別の役がキャスティングされるかもしれない。別の作品にキャスティングされるかもしれない。自分には俳優としての道はないと悟り、早めに転職したらそっちの道で大成功するかもしれない。
大切なのは、いちいち他人と比較し、他人の成功をうらやんだり、他人の失敗をさげすんだりしてても仕方ないと自覚すること。努力によって得た「別の成果」を見て、どんどん先に進むしかない

他人との比較は意味がない、けど

とは言え、どうしても他人のことが気になってしまうのが人間というもの。それが悲しいサガ。血を吐きながら続ける悲しいマラソン。マラトンの戦いは紀元前490年のできごと。
俺はトラック運転手をしている。仕事をやればやっただけ稼げる、世にもおいしい稼業。
正直、俺は小学校から高校まで、勉強なんてほとんどしなかった。試験はいつも最下位レベルだったし、かと言ってスポーツに熱中してたわけでもない。子どものころから青春時代まで、コミック読んでテレビばかり見てゲームしてた。
そんな俺がトラック運転手になり、多いときは年収700万円以上稼ぐこともある。
中学、高校、大学と、目一杯勉強して一般企業に入ったものの、俺と同じくらいだったり、俺より下だったりするヤツもいるが、そんなヤツを見ると俺は秘かに優越感。
「トラック運転手なんて、どこでもまともに働けないクズばかり」なんて言うのは、たぶん学生時代にコツコツ勉強してきたヤツらのひがみなんだろうな。
でも、人生なんて不公平なものなんだよね。

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