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トラックドライバー

トラック運転手の健康管理は最重要課題

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運転手の宿命

トラック運転手にとって何よりも大切なのは健康管理です。
いや、まあ運転手に限らず、健康管理はすべての人にとって大切なんですけどね。ただ、運転手は長時間安全運転に集中するために、心身ともに健康な状態でいなければならないというのは、いろいろな職業の中でも特に重視されることです。
つまり、システムエンジニアなら仕事中に腹痛になれば、休憩したり、病院に行ったりすればいいわけですが、運転手は体調の急変が事故にもつながりかねません。事故ともなると、最悪人命にも関わります。
特に長時間運転を続けなければならない長距離のトラック運転手は、自分の健康には徹底的に注意する必要があります。長時間運転席に座っているのが仕事であり、食事も偏りがちになるのが長距離トラック運転手だからです。
トラック運転手は体力仕事ですが、意外とカロリーを消費しません。荷を手積み、手降ろしする場合はカロリーを消費しますが、それも労働時間の中ではほんの一部で、短時間で終わってしまいます。

肝臓と心臓

また、運転中は口がさびしくてタバコを吸ったり、お菓子を食べたりする運転手も多いようです。食事の内容だけではなく、食事時間も不規則になりがちです。
さらに、深夜の高速を走ってSAの駐車場で仮眠を取ったりすることも多く、睡眠時間も不規則になりがちです。
その上、ストレスもあります。これで血圧が上がったりします。一般企業のサラリーマンのような、人間関係でのストレスは少ないかもしれませんが、安全運転で納期を守ることからのストレスがあります。
微妙な体調の悪化は精神にも影響を及ぼします。少しのことでイラっとしたり、気分が滅入ることで思わず危険運転をしてしまう可能性もあります。
もちろん社員の労働環境を真剣に考える会社では、運転手の健康チェックなどもしっかり行っているでしょう。しかし、自己の健康を左右するのは最終的には自分自身の健康管理です。裏技や秘密兵器はありません。栄養バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動を心がけ、心身ともに健全な状態でトラックを運転することが肝心です。肝心‥肝臓と心臓です。つまり、とても大切です。

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