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女性トラックドライバーが増えるには

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広島県で女性ドライバーを増やす取り組み開始

この10月17日に、広島県が女性向けにトラックドライバーという仕事をアピールするサイト「はこびなでしこ」を開設したというニュースがあった。行政と県トラック協会の連携による取り組みのようだ。
実際にサイトを覗いてみると、なかなか県の本気度を感じさせる内容になっている。
同記事によると、姫路市に女性ドライバーの積極採用を進めているバス会社もあるとか。
女性の活躍推進は、特に平成になってから企業の大きな課題になっていて、各業種がそれぞれ取り組んでいる。中には従業員の女性比率をかなり伸ばしている企業もある。トラック業界もそういった企業に学ぶといいかもしれない。

沖縄県でも女性ドライバーを増やす取り組み

10月3日にも、沖縄県トラック協会に女性部会が発足したというニュースがあった。会員は、運送業の社長や役員などを勤める女性8人で、労働環境整備の提言や女性ドライバーを増やすための広報活動、先進的な取り組みをしている事業者との交流などを進めるのだそう。
この背景には運送業界の人材不足があり、女性や若者の確保のためのイメージアップも狙っての取り組みなのだろう。
記事によると、9月現在の調べでは、全国のトラック協会のうち25都道府県ですでに女性部会が発足しているとか。トラック業界全体でとらえると、入社しても女性がポツンと1人で、不安や悩みを誰にも相談できない、ということはなさそうだ。

働きやすく魅力的な職場って?

女性トラックドライバー、国土交通省が言うところのトラガールが増えるには、実際にトラック会社が、女性が働きやすい職場になっていることはもちろん必要で、しかも女性にとって魅力的な職場であることがきちんとPRされなければいけない。「女性にとって」が大切な要素だ。男性目線ではなく、女性目線が必要。
そういう意味から、トラック協会の女性部会には大きく期待できるだろう。女性が仕事に何を求めているか、就職先としての運送会社に抱く不安は何かを、自分のこととして分かっているはずだから。
もちろん、旧態依然とした考え方しかできないオヤジ世代、若者にもいる、考え方がオヤジな連中の意識改革も必要。これは地道にコツコツやるしかないかもしれないケド。

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